22歳まで生きた全盲の猫チョキとは? 高齢ニャンコ

猫の22歳は人間でいうと104歳にもなるそうで、我が家にはカワイイおばあちゃん猫がいました。

22年生きたチョキは21歳から亡くなるまでの1年間、緑内障のために全盲になりました。
年をとって目が見えないことを想像するとそれはどんなに辛い事だろうと思いましたが、当の本人は全く意に介さず、耳や鼻やヒゲ、手先足先を敏感にして当たり前のようにハンデに立ち向かって行き、平気で歩き回る姿は生命の神秘を感じるとともに感動的でした。

チョキのお散歩そのころ世界的な不況で仕事が無くなり一日中家にいる事になった無名イラストレーターのくろけん&maoiの夫婦は、お金はなくても世話をする時間だけはたっぷりと出来て、健気に生きるチョキの行動を良く観察し何をすれば今快適なのかを考えるようになりました。
目が見えなくて行動範囲が狭くなったことで足腰が弱ってはいけないと、近所の河原にお散歩に連れ出したり、ご飯を見つけ易く食べ易いように食器を乗せる台を手作りしたり、部屋の段差を少なくするように猫用バリアフリーにしたり、亡くなる間際には歩行も困難になりトイレに間に合わない時のために、部屋中にトイレシートを敷き詰めたりと、日々学習を重ねながら24時間介護を続けました。
私たち猫バカ夫婦はそんな様子を写真に撮ったり動画に収めてYouTubeやニコニコ動画にアップし、Yahoo!ペットなどのSNSやブログに記事を書いたあげくにホームページまで立ち上げてしまいました。
その反響は思ったよりも大きく、多くの人達からの応援や励ましが集まったのは驚きました。
始めはエメラルドの瞳が可愛い、22歳の長生きは素晴らしいというもので、体調を崩してからは生きて欲しい、元気になってなどの励ましの言葉はとても励まされました。
しかし残念ながら2010年7月17日に、チョキは腎不全で亡くなりました。
サイト上で仲良くなったり応援してくれた人々がチョキの死をいたみ、動画サイトやSNSなどに詰めかけてくださって沢山のお悔やみの言葉をいただきました。

天使になったチョキが本になった 老猫

チョキが天国に行って1週間後に出版社のTOKIMEKIパブリッシングの編集者の方から連絡が入り、単行本の企画を伺いました。私たちは死んでしまった猫の本を出して売れるものなのか心配しましたが、可愛いだけの猫の本ではない高齢猫を飼う事の現実を見せられるものをあえて作りたいというお話にとても感動しました。
本はチョキの写真をメインに、老猫との生活や病気の介護の経験をエッセイとして書いたものです。 私たちは専門家ではありませんので、ためになるとまでは言えない内容ですが、編集者の努力で老猫、高齢猫の介護をしている人達に小さな勇気を与えられるものになったのではと思います。

単行本「天使になった全盲の奇跡の猫チョキ」が出版されてまもなくの事です。チョキの散歩この本を買ってくれたという方のブログを発見し読んでみたところチョキと同じ腎不全で猫を失い、その猫の想い出を書くためのブログを立ち上げたばかりでした。そのブログが立ち上がってすぐに「天使になった全盲の奇跡の猫チョキ」を読んで癒されたとの内容があってとても感激しました。私たち夫婦はそのブログを読んで、前々から企画していたペットロスを癒すお話をすぐにも絵本にする決心をしました。単行本では22歳まで生きた高齢猫との生活や気持ち、24時間介護になった時のお話などが主に書かれていて、ペットロスに関してはあまり触れてはいません。

天使になったチョキの絵本を作ろう! ペットロスを癒す

無名の私たちが出版社から出す事は望めませんので、電子書籍という形で出来るだけ広く多くの人に読んでもらえるようにしたいと思いました。それでも完全なものを作るには年内いっぱいの時間がかかりそうだったので、下書きとして描いた絵を使って一旦完成として無料ダウンロードの設定にしました。この絵でもペットロスで痛んだ心にはいくらかの効果をもたらすと思います。
天使になった猫チョキ私たちも過去に飼っていた猫を重い病気で失った時に、苦し紛れにネットの中で見つけた「虹の橋」という詩に救われました。この詩はペットを飼っている人には有名なもので、沢山の人達の心を癒しているのだそうです。天国へ行く架け橋の虹の橋の向こうでは生き物たちが楽しく暮らしているという内容の詩は、ペットの死に責任を感じて苦しんでいる人達に救いを与えていました。
こういうものはもっともっと沢山あった方が良い。自分たちもこんなものが作りたい。そう思っていました。
電子書籍絵本「天使になった猫チョキ」は、チョキという猫が天国に行って天使になり生まれ変わりの順番に並ぶ子ネコたちを親のところに運んでゆくという話です。
この絵本の制作は3月11日の東日本大震災を期に完成を急ぐ事になりました。
地震と津波で沢山の死者が出て日本中が信じられない不幸に見舞われたとき、家を失った人達がおにぎりを譲りあい列に並ぶ姿を世界中が賛美しました。肉親を亡くした人が「私なんかよりももっと辛い思いをしている人がいるので」と涙をこらえている姿を、日本人の強さだと報道されていました。
『良くないです』
原発付近の人々は突然避難命令が下り、よく理解できないままペットを置き去りにしてしまったといいます。愛しているのに‥、これは地獄です。大きな苦しみを抱えて生きてゆくであろうその人達を救う自信はありませんが、「ペットを無くしたけれどあの人たちの苦しみに比べたら私などが悲しいなんて言えません」という人を救いたいと思いました。
日本人のおくゆかしさは素晴らしいと思いますが、
『良くないです』私たちなりの方法で、悲しすぎて病気になりそうな人を癒したいんです。
ペットロスを癒す最も効果的な方法は新たなペットを飼う事だと言います。
でも多くのペットロス症状の方は「こんな思いをするくらいならもうペットは飼わない。」と言いますし、新しいペットを進めれば「○○ちゃんの代わりはいない。」とも言います。
そんな人達にお話として間接的に感じてもらい、新しいペットを飼う勇気を持って欲しいのです。
天使になった全盲の奇跡の猫チョキ
天使になった全盲の奇跡の猫チョキ
くろけん&maoi (著)
出版社: TOKIMEKIパブリッシング
(角川グループパブリッシング)
ISBN-10: 4048990055
ISBN-13: 978-4048990059
発売日: 2010/12/18
価格: 1,365円
天使になった全盲の奇跡の猫チョキ
電子書籍絵本天使になった猫チョキ
下書き版(ダウンロード無料)
くろけん&maoi (著)
ブクログ パブー
ペットロスで苦しんでいる人をなんとか癒す事が出来ないかと考えて、チョキをキャラクターに考えた物語です。
絵は下書きの状態ですが癒しの効果はあると思います。いずれ正規版を完成させるつもりですが、年内に出来上がる事は見込めません。くろけん&maoiの作風をお好みの方は、完成までお待ちください。
インターネットで見る、PDFをダウンロードし、プリントして読む、ePubをダウンロードしてiPhoneやiPad、スマートフォンで読むことが出来ます。
価格: 無料ダウンロード
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